ディクテーションを活用する
一般的にあまり聞き慣れないディクテーションという英語学習法はリスニングとライティングを組み合わせたようなもので、聞き取った英文を文字に書き表して英語を身に付けるという練習方法です。
こうした練習は耳に英語の発音を慣れさせることと書きながら覚えるということを一度に行うことができますので、英語学習にあまり時間を取れない方でも効果的に練習することができます。
ディクテーションを行う際の主な手順としては、英語を音声として聞くための英語教材などを用いてリスニングを行い、聞いた英語を一字一句間違えないように注意しながらライティングするという練習を繰り返します。
はじめのうちから一度に長い文章を聞き取ろうとすると上手くいかないことがありますので、慣れるまでは少しの英文を繰り返し「聞く・書く」ようにし、徐々に長くしていくようにしましょう。
文字として理解するときは別々の2種類の単語であるのに対し、読むときは前の単語の最後と後の単語の前をくっつけて読むような場合があるため、特殊な読み方に慣れるまでは正確に聞き取るのが難しい場合がほとんどです。
上手く聞き取れなかった部分は特に繰り返し行い、1つ1つ正確に理解しながら行うことがディクテーションの最も効果的な活用方法になりますので、少しずつでも欠かさず行うようにし、英語力を身に付けるようにしましょう。