読んで覚える
英文を何度も繰り返し読んで英語力を身に付けるということはとても重要な練習方法で、一般的にリーディングと呼ばれています。
読んで覚えるということはたくさんの単語の意味や英語の文法を覚えるという作業を同時に行うことができますので、読む力を付けることは結果的に聞く力や話す力を付けることにも繋がります。
リーディングは「何度も繰り返し行う」ということを欠かさず行うのが大切で、はじめたての頃は知らない単語や慣れない文法に少々戸惑うことがあると思います。
ですが、英語を学ぶ上で誰もが必ず通る道ですし、リーディングを続けているうちに少しずつ読めるようになっていきますので、諦めずに続けるようにしましょう。
英文を読むという練習に段々と慣れてきたら、今度は読むスピードや理解するまでの時間を早くすることを心がけて行い、英文を読んだら和訳して意味を理解するというのではなく、英文を読んだらそのまま意味を理解できるようになる力を付ける必要があります。
一般的な読解方法は読んでから一度日本語に訳し、それから英語としての意味を理解するという流れですが、これではどうしても読み切るまでに時間がかかってしまいます。
これに対し、リーディング力の高い人は一連の流れの中で和訳するという作業を省いて理解していますので、通常よりも短い時間で読み終えることができます。
このように、和訳する作業がないだけで時間を短縮できるのはもちろん、その英文が意味する内容を想像するという力を付ける練習にもなります。
加えて、リーディングと並行して耳で聞きながら英文を目で追って理解するという練習を行うと、より効果的に英語力を身に付けることができますので、ある程度慣れてきたらこの方法を行うといいでしょう。
